鉢植えのバラ(ER)冬の施肥について
昨年春(2016年4月)の様子(花芽が出てきたところ)
(正しい管理方法?)
鉢植えの場合は、鉢から株をそっと取り出して、鉢の底半分の土を入れ替えます。そのさい醗酵牛糞と油かすを新しい土に混ぜ込みます。目安としては、土が5、肥料が1になるくらいです。長く伸びた根は、途中で切ってあげます。
根の張り具合がよくない株は、土に通気性がなく水はけが悪い場合が多く、そのような場合は、土を全部取り替えてあげましょう。ただし株元の方についている土はふるい落としますが、すこし残るくらいで丁度いいと思います。水で洗い流したりはしません。また、液体肥料を年がら年中使っている場合も、全ての土を入れ替えます。
土を入れ替えられない場合は、固形の油かすを適量取り水に浸して柔らかくしてから、土の上に置くのも有効です。化学肥料や液体肥料の使用は出来る限り抑えてください。土の塩分濃度が上がり、生長に支障をきたします。花の色も白っぽくなっていきます。
ホームセンターなどへいくと、「バラは追肥が必要です」などということを耳にしますが、あれは商品を買ってもらうための売り文句です。冬の間に施肥しておけば追肥は必要ありません。また、液体肥料は速効性はありますが、土の塩分濃度を上げるという欠点もあります。水に浸したして柔らかくした固形の油かすを表土に置いてあげるほうが、バラにも土にも優しいと思います。また、暑くなるところに置いてある鉢植えのバラは、大きめの素焼きの鉢がお勧めです。素焼きの分、水が蒸発しやくすなりますが、土の温度が下がるというメリットがあります。最悪な組み合わせは、直射日光が当たるところにプラスティック製の鉢です。とくに水はけの悪い土を使っていたり鉢の底に深めの受け皿などを置いていると、夏場は、根をお湯につけてあるような状態になります。バラは暑さが苦手な植物です。
by koiko_77 | 2017-01-23 01:46 | ローズガーデン | Comments(2)
コメントありがとうございます。記事にも書いている通りかなりてきとーですが、参考にしていただけたなら光栄です。
バラ作りはやはり「経験」なので、いろんなサイトやブログで他人の「経験」を参考にするのが手っ取り早いと思います(笑)。あとはバラはやっぱり「土」が命。肥料よりも堆肥というか。そこを意識したら、かなり花付きがよくなりましたよ。また、チュウレンバチ対策もやはりするのとしないのとでは違いますね。