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鉢植えのバラ(ER)冬の施肥について

今日は、合計10鉢のバラに寒肥を施しました。
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エントランスのバラが3鉢、バルコニーのバラが3鉢、そして1階のERが4鉢。
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本来、鉢植えのバラは、施肥だけでなく土の入れ替え(冬に、鉢から株をそっと取り出し、
底半分の土を入れ替える)をした方がいいそうですが、ちょっと大変なので、とりあえずは鉢の周りの土を掘り、
そこに肥料と新しい土を混ぜ込んでみました。(古い土ももったいないので混ぜちゃいます・・笑)。
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我が家ではバラの肥料は、目分量の恋子ブレンド。
一鉢に対して、骨粉入り油粕を一握り、バラの肥料(粒)有機肥料(粒)を合わせて一握りくらい、虫除けにおまじない程度のニーム肥料(粉)を一つまみ、そして、馬ふん堆肥新しい土を入るだけ!時々気分で、マグファンプ(化成肥料)も入れちゃってます。

冬に与える肥料の量の目安としては、土の5分の1
だそうなので、まあこのくらいでOKかな。

ちなみに、バルコニーのバラには、
夏中、液肥もあげてしまっているけれど
塩分濃度が濃くなるのであまり良くないそうです。
液肥といっても、一般的なハイポネックスではなく、
「バラ専用の有機液肥」なので、まあいいか。

また、もし鉢の土が目減りしているときは、
周りからバラの根っこをそっと掘り起こしていき、
片手で株を上に引っ張り浮かせておきながら、
その下の方に、土を手で押し込むようにして入れてみました。

これで、「底半分」とはいかないまでも、3分の1くらいは
入れ替えることができ、根っこに空気も触れさせられるので、
まあOKかなと。

土を見た感じの「感想」は、なんだか「乾燥」している
(感想だけに・・オヤジギャグ)ように思いました。
水やりすると、間も無く鉢底から水が出てくるものもあるので
少し水はけが良すぎるのかもしれません。
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バラに限らず大抵の植物の育て方には、
保水性」があって、「水はけ」がいい土が○」
とあるけれど、その二つを両立させるのは、
なかなか難しいですよね。

鉢の場合は、株周りには保水性のある土、
鉢の下の方には粒の多い土を使うのがいいのだと思います。
ある程度水を吸い溜めるけど、水が腐る程長くは溜めすぎない、といった感じでしょうかね。

また、鉢の素材としてはプラ鉢よりも、テラコッタ鉢(素焼きの鉢)の方が、通気性がよく、調湿効果もあるので○だそうです。

そうそう、今回は、保冷剤の中身が、保水剤になるときいて、土に混ぜ込んでみました。土が腐ったり、ばい菌が増殖したりしないといいのですが! 結果はまたご報告します!

昨年春(2016年4月)の様子(花芽が出てきたところ)

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(正しい管理方法?)

鉢植えの場合は、鉢から株をそっと取り出して、鉢の底半分の土を入れ替えます。そのさい醗酵牛糞と油かすを新しい土に混ぜ込みます。目安としては、土が5、肥料が1になるくらいです。長く伸びた根は、途中で切ってあげます。

 根の張り具合がよくない株は、土に通気性がなく水はけが悪い場合が多く、そのような場合は、土を全部取り替えてあげましょう。ただし株元の方についている土はふるい落としますが、すこし残るくらいで丁度いいと思います。水で洗い流したりはしません。また、液体肥料を年がら年中使っている場合も、全ての土を入れ替えます。
 土を入れ替えられない場合は、固形の油かすを適量取り水に浸して柔らかくしてから、土の上に置くのも有効です。化学肥料や液体肥料の使用は出来る限り抑えてください。土の塩分濃度が上がり、生長に支障をきたします。花の色も白っぽくなっていきます。

 ホームセンターなどへいくと、「バラは追肥が必要です」などということを耳にしますが、あれは商品を買ってもらうための売り文句です。冬の間に施肥しておけば追肥は必要ありません。また、液体肥料は速効性はありますが、土の塩分濃度を上げるという欠点もあります。水に浸したして柔らかくした固形の油かすを表土に置いてあげるほうが、バラにも土にも優しいと思います。また、暑くなるところに置いてある鉢植えのバラは、大きめの素焼きの鉢がお勧めです。素焼きの分、水が蒸発しやくすなりますが、土の温度が下がるというメリットがあります。最悪な組み合わせは、直射日光が当たるところにプラスティック製の鉢です。とくに水はけの悪い土を使っていたり鉢の底に深めの受け皿などを置いていると、夏場は、根をお湯につけてあるような状態になります。バラは暑さが苦手な植物です。



by koiko_77 | 2017-01-23 01:46 | ローズガーデン | Comments(2)  

Commented by まっきい at 2017-01-25 20:18 x
このところの冬の手入れの記事を読ませてもらっていますが、やはりきれいに咲かせるためには かなり研究、工夫をされているのですね。参考にさせていただいてもいいですか?
Commented by koiko_77 at 2017-01-28 20:56
まっきいさん
コメントありがとうございます。記事にも書いている通りかなりてきとーですが、参考にしていただけたなら光栄です。
バラ作りはやはり「経験」なので、いろんなサイトやブログで他人の「経験」を参考にするのが手っ取り早いと思います(笑)。あとはバラはやっぱり「土」が命。肥料よりも堆肥というか。そこを意識したら、かなり花付きがよくなりましたよ。また、チュウレンバチ対策もやはりするのとしないのとでは違いますね。

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