心象風景の消失

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木曜日、家に帰ってみると、隣地の榎の大樹が、伐採されていました。この土地に越してきて以来14年間、
庭に降り積もる落ち葉にはさんざん悩まされ続けてきたけれど、恩恵も受けてきたので、複雑な思いがしています。
学童から帰ってきた子供に伝えると、言葉を失い「ふるさとがなくなっちゃった」と言いました。
せめて、事前に知らせていただけたなら、お別れの儀などもできたのになあ。とても残念です。
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2010年のコメリのガーデニングコンテストで、グランプリを受賞した時の写真です。
ちょうど第二子を流産し、退院してきた日に届いた、受賞のお知らせでした。
「隣地の大木をはじめ庭を取り囲む周囲の環境をよく生かしていること」
が評価のポイントの一つにもなりました。





引っ越してきた当初は、路地も舗装されておらず、こちらで雑草退治や落ち葉掃除を行っていましたが、子供ができてそれが難しくなってきたときに、土地の所有者様へお手紙で陳情をし、以来、姪御さんが対応してくれてました。ところが、こちらで探してきた造園業者が不況で個人宅向けのサービスを打ち切ってしまい、その後数年は、あちらの手配で間に入った管理会社が対応したのですが、それがなかなか杜撰で、多少のトラブルもありました。そして、数年前に隣地の元の持ち主が他界され、以後は相続された姪御さんが直接造園会社のご手配をしてらしたのですが、すでに誰もこの土地に住まわれていないこともあり、維持に手間やお金がかかること、昨年からこの土地でガーデニングを始めたお友達がそれを望んだことなど、いろいろあって、伐採に踏み切られたのかと思います。
昨今、社会問題にもなっている相続による空き家・空き地の問題。この土地に関しては、幸い相続された方が財力も責任感もある方で、きちんとした対応をしてもらえただけでも、まだマシな方なのかもしれませんが・・・。これまで枝の伐採等を行う際は、作業時にこちらの敷地に入らざるを得ないこともあり、都度ご連絡をいただけていたのに、伐採については何もご連絡がなく、とても残念です。

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by koiko_77 | 2017-03-04 12:58 | その他のガーデン | Comments(0)  

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